The Life Records Of Zeronicle

一度きりの人生の記録

【お題】好きな小説について考えてみた

今週のお題「好きな小説」

公園のベンチで読書する女性
公園のベンチで本を読む女性

お題:好きな小説

好きな話となれば、ミステリー、推理小説あたりだろうか。時代小説も読んでみたら面白かった。恋愛小説は苦手。

読書遍歴

私が好んで読んでいる作家さんは、宮部みゆき氏、村上春樹氏、東野圭吾氏あたり。この作家さんの本を中心に、友人・知人のおすすめの本などを買っては読んでいる。
心震わせたり、考えさせられたり。本はいろいろなことを疑似体験させてくれる。子供のころ(保育園児時代)は、保育園でもらった本をよく読んでいた。純粋に楽しかった。小学生になってからも本を読むのは好きだった気がする。ただ、本を読むことよりも面白いものが見つかってからは、あまり読まなくなってしまった。ゲームの面白さを知ったがために起きた弊害だ笑

自分が再び小説を読むようになったのは、ある種節約のためだった。美容室で施術中に店にある雑誌や漫画を読んでいたのだが、すぐ読み終わってしまう。そのためお店にある本は大方読みつくしてしまった。さて、今後どうしよう。漫画を買って読むのもいいが、それだとすぐに終わってしまう。そこで考えたのが「小説を読むこと。」だった。文庫本であればサイズもかさばらないし、漫画の単行本+200円くらいの値段で買える。何より読むのに時間がかかる!

そして私は再び読書の世界(?)に足を踏み入れたのだ。

そのとき読んだ本は今でも覚えている。「世界の中心で愛を叫ぶ」だ。恋愛小説苦手なくせに、ミーハーなもんで、話題になってたから買った。
苦手ながらも読んでみたら、熱中してしまった。読み進めていくうちに恋人を失った場面に行きつく。主人公が感じた喪失感は、当時大学生だった私の心をえぐり取った。どれほどの悲しみだろう。どれほどの苦しみだろう。そう考えていたらぐっと胸を締め付けられるような思いだった。(恋愛経験ほぼ0なのに大ダメージとはこれいかに)



様々な本と出会う

そこから読書の世界にのめりこんだ。映画化したものや、書店に置かれてるポップなどを見て気になったものを読んだり。あとは読書好きな知人から教えてもらったものなど。
宮部みゆき村上春樹東野圭吾の本と出会ったのもその過程である。
宮部みゆきで最初に読んだ本は「模倣犯
村上春樹で最初に読んだ本は「ノルウェイの森
東野圭吾で最初に読んだ本は「時生」…だったと思う。

模倣犯はものすごく長い物語だった。くじけずによく読んだ笑
人をおもちゃのように洗脳して、自分は物陰に隠れて楽しむ狡猾な犯人をどのようにして誰が捕まえるのか。それが気になって黙々と読み進めた記憶がある。
ノルウェイの森はこれが村上春樹の小説なのか!と今までにない世界観をみせてくれた。小林緑という人物像がすごすぎた。実写映画も見たけど、よく映像化で来たなと思う。
時生は母が会社の同僚から借りたときにどさくさに紛れて読んだ。終わり方がきれいだった。

好きな小説は決められないけれど

どういう経緯で買ったのか覚えていないのだけれど、横山秀夫氏の「半落ち」はすごい記憶に残った。元警察官の男が妻を殺したと自首するところから始まるこの話。自首したものの、空白の2日間については自供しない犯人。なぜ自供しないのかは、話が進むにつれ明らかになるのだけれど、話の持って行き方とその結末がすごいなと思わされ、とても記憶に残っている。
というわけで(?)もっとも記憶に残っている小説≒好きということで、横山秀夫氏の「半落ち」をお勧めしたい。

ミステリーやホラーなどのジャンルも好きだけれど、刑事ものの小説も結構読んでる。最近だと木村拓哉主演でドラマにもなっていた教場に手を付けつつある。(まだ読んでない)
なんだかんだで刑事ものは入り込みやすくて面白い。

おまけ

ホラーといえば、「リカシリーズ」も好きだった。とはいえ、全シリーズ読んだわけではない。
リカ、リターン、リバース、リハーサルまでは読んだ。
そのあとで、リメンバー、リフレイン、リセット、リベンジ、リボーンが出ているらしい。時系列がバラバラで混乱しそうだ。こちらも時間ができたら読んでみようかなぁ。

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