The Life Records Of Zeronicle

一度きりの人生の記録

【読書】懐かしき田口・白鳥シリーズ

職場にて

隣に座っている社員さんが*1、カバンの中から本とノートを取り出して机に置いた。何の本だろうとちらっとみたら、それは海藤尊さんの書いた小説「ナイチンゲールの沈黙」の文庫本だった。
「懐かしい!」
心の中で大声を出した。「ナイチンゲールの沈黙」は、「チーム・バチスタの栄光」に続く2作目。主人公の田口公平が火喰い鳥こと白鳥圭輔に振り回されながら謎を解く物語である。
20代中ごろから30代中ごろまでの間に読んでいたなぁ。チーム・バチスタの栄光はドラマや映画にもなった。ドラマのほうは全く見なかったけれど。

チーム・バチスタの栄光」に始まり、「ナイチンゲールの沈黙」、「ジェネラルルージュの凱旋」、「イノセント・ゲリラの祝祭」、「アリアドネの弾丸」、「ケルベロスの肖像」。これらはWikipediaで知ったのだが、「田口・白鳥シリーズ」と呼ばれているらしい。自分で買ったり、人に借りたりして一通り読んだ。話の内容はおぼろげながらも面白かった記憶がある。
そしてこれらを含む海藤尊のほとんどの小説が、「桜宮サーガ(さくらのみやサーガ)」と呼ばれているらしかった。「モルフェウスの領域」と「螺鈿迷宮」は人から借りて読んだ。

調べてみると、「桜宮サーガ」は結構あることがわかった。できることなら全部読んでみたいけれど…。本を買うとなると実際問題置くところがない。図書館を利用するときが来たのか!?

個人的な感覚なのだけれど、漫画は電子書籍で全然かまわない。しかし、小説はタブレットなどで読む気になれんのよね。なんだろう。小説を読んでページをめくるという感覚っていうのが好きなのかもしれない。

人が持っている本を目にして、自分も読みたいという欲望がふつふつと湧いてきた。

まだ読んでいる途中の本もあるのにね!困ったもんです。




*1:20代男性です!若い!