ポポヴィッチ監督の契約解除を発表
アウェイでのアルビレックス新潟相手に0-4で完勝した翌日。鹿島アントラーズはポポヴィッチ監督と吉岡FDの契約解除を発表した。
個人的には、ポポヴィッチ監督のサッカーは好きだった。たしかにターンオーバーをせず、精度を欠いた選手が使われ続けるところに不満はあったがそれを除けばよくやってくれていたというのが私の評価だ。知念をボランチに起用、名古をトップ下起用。怪我で苦しい時期を過ごした逸材である名古が躍動するようになったのは紛れもなくポポヴィッチ監督の手腕だろう。
ポポヴィッチ監督の契約解除に至っては、不運なところも多かったとは思う。
ポポヴィッチ監督の掲げるサッカーを体現できる選手がそろっていなかったというのもあるだろうし、補強もできなかった。怪我人も出てしまった。おそらく今いる選手でできるサッカーを構築するというのは不向きだったのだろう。まだリーグ優勝の可能性は残っているとはいえ、首位との勝ち点差は大きく現実的ではない。クラブ目線としては早めに来季への準備・体制を整えたいという意向も見える。
今回も短期で契約解除になってしまったが、監督だけでなくFDも責任を取ったというところは評価したい。
次のFDが誰になるのか。監督が誰になるのか。
鹿島の未来を託せる人選をお願いしたい。
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