龍が如く ~Beyond the Game~ の1話を見た
Prime Videoで「龍が如く ~Beyond the Game~ 」を見た。
龍が如くとは?
「龍が如く」はセガより発売された人気ゲームシリーズだ。主要人物は極道だったり政治家の大物だったりする。ナンバリングでは0~8まで出ていて、スピンオフ作品も多々あったりする。自分は1~6までプレイした。0と7は実況動画で拝見。7では主役が「桐生一馬」から「春日一番」に交代し、ゲームシステムも変わって批判が相次ぐのでは…と思ったのだけれど、これはこれでありだな!普通に面白い!と思わされた。
極道の織り成す味が深いドラマ。そう。このシリーズはゲームとドラマをいっぺんに楽しめる名作なのだ。
そんな龍が如くの実写版である「龍が如く ~Beyond the Game~」
龍が如く自体は映画や舞台になってたりしていたらしい。これらの作品は見ていないし、調べるまでわからなかった。そんな折。最近、竹内涼真を桐生一馬に据えたドラマ「龍が如く ~Beyond the Game~」がAmazonのPrime Videoで配信された。配信直後から「こんなの龍が如くじゃない」「桐生はこんなセリフを言わない」など、辛辣な意見がSNS上をにぎわせた。
2024/11/1にシーズン1の最終話までが配信されたのだが、SNSでは「最終回はもっとひどい」とかさらに燃える燃える。カムチャッカファイヤー。
ここまで炎上していると逆に見たくなるってものだ。
そんなわけで
家族が寝静まった夜。一人スマホで「 龍が如く ~Beyond the Game~ の1話」を見た。まずよかったところ。体は頑張って作ったんだな。と。竹内涼真の筋肉がしっかり浮き出ている。
映像や街の作りこみなんかはしっかりしていたかな…と。はっきり言ってそれくらい。
悪いところはたくさんありすぎる。
まず前提として、ゲームを実写化するにおいて、何かしら変化をつけたい、設定を変えるということに異論はない。ただ、変えちゃいけないものっていうのはあると思うんだ。ここでいうと登場人物の個性や性格・新年みたいなもの。ここは絶対に変えちゃいけない。ここを変えてしまうと、キャラクタの輪郭・行動原理がぼやけてしまうから。それを踏まえると、このドラマでの桐生は原作の「桐生一馬」とは似ても似つかない。それ故、本来の「桐生一馬」の魅力が全然ないのね。それに桐生は、絶対に自分の目的のために大切な人を巻き込んだりはしない。*1
そういったところが残念過ぎる理由の筆頭に挙げられる。
風間さんと桐生・錦山の関係もそう。原作では桐生・錦山は風間さんのことを尊敬していたけれど、このドラマではそんなことはなさそうだし。原作となるゲームをやっているせいかもしれないが、全く感情移入ができなかった。
個人的には過去と現在を交互に織り交ぜる手法もやめてほしい。「なんで?」が積み重なって疲れるんだよね…。回想シーンとしてはありだけどそうじゃないんだもの。
過去と未来を同時に進行する物語は苦手です…。
さて、そんな「龍が如く ~Beyond the Game~」。残りの話数は5話。1話当たりの時間が45~50だとしてだいたい4時間。
この4時間で大逆転はあるのか。最後まで見てよかったといえるか。それともネットの通り「時間を無駄にした」となってしまうのか?
乗り掛かった舟。最後まで付き合うとしよう。
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*1:ただし、桐生が行動した結果、結果的に巻き込んでしまうことはよくある