好きなことだったのに、なぜ?「やらなきゃいけない」が奪う情熱
子供の頃、時間を忘れて没頭したゲーム。学生時代、夢中になって汗を流した部活動。誰もが「好きだ!」と胸を張って言える何かを持っていたはずだ。しかし、そんな大好きなことでさえも、「やらなきゃいけない」と思った瞬間、今まで注いでいた情熱は嘘のように消え、だんだんと嫌いになってしまう…。誰もがこのようなことを経験したことがあるのではないか。
宿題なんかもそう。別に大した内容ではないのに、「やらなきゃならない」と思ってしまうと、なんだか面倒になってぎりぎりまで(場合によってはまったくやらない…)なんてことも。
好きなことだってそう。このブログも最初のうちは毎日書くぞ!なんて意気込んでいたけれど、「かかなきゃならない」と思ったときからだんだんブログを書くのがつらくなってくる。ということを何回も経験している。
なぜ「好き」は「嫌い」に変わるのか?
心理学では、この現象を「内的動機付け」と「外的動機付け」の違いで説明している。
内的動機付け: 行為そのものに興味や楽しみを感じて行うモチベーション
外的動機付け: 報酬や評価など、外部からの刺激によって行動を起こすモチベーション
好きなことをしている時は、内的動機付けが働いているのだけれど、「やらなきゃいけない」という状況になると、外的動機付けが優位になり、本来の楽しさが失われてしまうとのことだ。
どうすれば「好き」を取り戻せるのか?
それでは「やらなきゃいけない」というプレッシャーから解放され、再び好きなことを楽しむためには、どうすれば良いのだろうか。次のようなステップが大事になってきそうだ。
目標を細分化する: 大きな目標を達成するために、小さなステップに分割することで、心理的な負担を軽減する。
完璧主義を捨てる: 完璧を求めすぎると、プレッシャーを感じやすくなるため、「ほどほど」を目指すように意識する。
適度に休息をとる: 疲れているときは、好きなことでも楽しめない。心身のリフレッシュを行う。
「好き」の原点に立ち返る: なぜそれを好きになったのか、初心を思い出してみる。
あなたの人生を彩る「好き」のために
好きなことを「やらなきゃいけない」ものにしてしまうのは、もったいないことだ。「やりたい」という気持ちを取り戻し、心から楽しめるようになれば、人生はもっと豊かになるはずだ。
さあ、あなたも今日から、好きなことを純粋に楽しんでみよう。
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