教場を読み終えました
つい先日、"教場"を読み終えました。
"教場"は警察学校を舞台にした小説で、木村拓哉氏が主人公である風間公親を演じて、ドラマ化もしました。*1
さて、この風間公親。校内では「風間公親からは逃げられない」と言われるほど洞察力がとてつもなく鋭い人間でした。
また、パワハラや陰険な性格の持ち主が多い教官の中では、冷徹・冷淡だけれど暴力や恫喝はしない一風変わった教官です。
風間公親は警察学校を「生徒を警察にする場所」ではなく、「警察官としての資質を持たないものを落とす場所」と定義しています。
そんな風間公親に触れて、警察官になる者、ふるい落とされる者が出てきました。
小説内では、劣等生をかばう者、かばわれてプライドを傷つけられたもの、復讐するもの、裏切られたと思う者、友情より夢を優先する者、優等生ゆえに挫折を知らない者など色々な人物が出てきました。
その人物の描写を通じて、いろいろと考えさせられることが多かったです。
ドラマではキムタクが風間公親を演じていましたが、自分の中では風間公親は佐野史郎のイメージが強かったです。
教場シリーズはメルカリでまとめ買いしており、あと5冊くらいあるので、淡々と読み進めていきたいと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!では!
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*1:私は見ていませんが…。