ある日公園に行ったら…
ある日、子供たちと公園に遊びに行った時のお話です。
近所の公園にて
ある日のこと。
子どもたちを連れて公園に遊びに行き、ベンチのほうに行ったらルービックキューブが置いてありました。
それを見た私と子供たち。
その時、長男坊が言いました。
「あ、父ちゃんのだ。」
ルービックキューブを手に取り、いろいろな角度から見てみました。確かにそのルービックキューブは私のと同じでした。
「そうだね。父ちゃんのと同じだね。」
私はそっと元の場所に戻しました。「きっと誰かが公園に持ってきて、持ち帰るのを忘れてしまったのだろう。」
私はそう思っていました。この日は子どもたちを公園で遊ばせて、家に帰りました。
数週間後
数週間後の週末。
部屋の掃除をしていると、あることに気付きます。
"俺のルービックキューブどこいった？"
机の上に置いておいたはずのルービックキューブが見当たりません。
そして数週間前のことを思い出します。近所の公園に置いてあったルービックキューブのことを。
長男坊の言葉がリフレインします。
（あ、父ちゃんのだ。）
もしかしたらあれは本当に私のものだったのかもしれません。
しかし、そうだとしたら謎が残ります。
なぜ、あの場所に私のルービックキューブが…！？！？
時すでに遅し。
今はもう、あの公園にルービックキューブはないでしょうから…。
あったら奇跡と思うことにします。
ここまで読んでくださりありがとうございました！では！
