
Kindle Unlimitedを使ってDr.コトー診療所を読み終えました
Dr.コトー診療所を1巻から25巻、まるまる読み終えたのでその感想を書いてみたいと思います。
これまで離島に赴任してきた医者は「僻地に飛ばされるようなろくでもない医者」だったそうで、島民の医者に対する不信感はとても強いものでした。しかし、五島ことDr.コトーは船上で漁師の手術を成功させることで、その子の父親である原 剛利に「医者は信用できないが、先生のことは信用できる。」と評価されることになります。それをはじめに徐々に徐々に腕の良さと人の好さで島民の信頼を得ていくことになります。
ところで「コトー」ってニックネームと思っていたのですが、原剛利が効き間違えか何なのか、「Dr.コトー診療所」という看板をもらったことからそう呼ばれるようになったんですねぇ。何とも微笑ましいエピソード。
しかしながら、離島さながらではの海難事故や土砂災害による怪我や事故、病気などが島民を襲います。東京から離島に飛ばされた理由をさらしに記者などもやってきたりして、島民とコトー先生の信頼が危ぶまれるときもありましたが、最終的にはコトー先生の人徳により丸く収まることになります。
医者や病院をテーマにする作品であれば、やはり切っても離せないのが「死」や「命」じゃないでしょうか。コトー先生と和解し、「コトー先生が目指すべき姿」と言い切った後輩医師が無くなったときには、ショックを受けました。また、ヒロインである看護師さんが乳がんにかかっていた時もショックを受けました。
作品内では結構な年月が経っています。小学生だった子が高校生になる。それにともない進路による別れや出会いがあり、親としても子を進学させるためにお金をどう作るかを考えるシーンがあります。
この「Dr.コトー診療所」という作品は、ただの医療ヒューマンドラマではなく、われわれのすぐ傍にあるリアルそのものなのではないかと思い知らされました。
作品は現在25巻で、物語上続いていますが長期休載中です。
続きが気になるような終わり方になっているので、その続きを見たい!という欲求がとても強いです。
Dr.コトー診療所。最後まで見届けたい良書(良漫画)でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました!では!
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