ハム、ソーセージ、ベーコン…。
いずれも朝食のお供のレギュラーともいえる存在ですが、これらの違いを説明することができますか!?
私は子供の時に似たようなことを言われて、答えることができませんでした。
そんな悔しい思い出がなぜか今になって蘇ってきたので、ここで説明したいと思います。
※いろいろお肉を使ったハムやソーセージがありますが、ここでは豚肉を使った一般のもので説明します。
ソーセージはハンバーグのようなもの
まずはソーセージから。
ソーセージは、豚肉をひき肉のようにミンチにしてから、塩やスパイスで味付けします。それを羊の腸や、コラーゲンでできたケーシングという筒状の皮に詰めて、茹でたり燻製したりすることで作られています。
そのため、ハーブやチーズを一緒に詰め込むなどの様々なアレンジができるのが特徴です。個人的にはハーブが入っているソーセージが好きです。
ハムはステーキのようなもの
一方、ハムはというと、豚のもも肉などの肉の塊を、そのまま塩漬けにして、じっくり熟成させたり、燻製したりすることで作られています。
ひき肉にしないで、お肉の塊のままなので、肉本来のしっかりした食感を楽しむことができます。
ちなみにハムは元々肉を長く保存できるように、塩漬けや燻製にして作られた、いわば「保存食」がルーツになっています。
【豆知識】チャーシューってなに?
ハムと似たようなものにチャーシューというのがあります。では、チャーシューとはなんでしょうか?
チャーシューは「肉を美味しく食べるための料理」で、ハムとは似て非なるものです。
チャーシューは脂身が多くてジューシーなバラ肉や、赤身と脂身のバランスがいい肩ロースという部位を使って作ることが多く、醤油や砂糖、お酒などでできた、タレで煮込んで作るのが基本となっています。
ベーコンはどんなもの?
ベーコンはバラ肉が使われており、塩漬けにした後、燻製だけして、火は通さないで作られているのが基本になっています。そのため、食べるときにはしっかりと過熱する必要があります。
カリカリになったベーコンは、とてもおいしいですよね。
まとめ
ソーセージ、ハム、ベーコンの違いは、主に原料の形(ひき肉か塊か)と使われる部位にありました。 それらを表にまとめると、以下のようになります!
項目 | ソーセージ | ハム | ベーコン |
---|---|---|---|
原料の形 | ひき肉 | 肉の塊 | 肉の塊 |
主な部位 | 様々な部位 | もも肉 | バラ肉 |
主な加工法 | 腸詰めにして 加熱・燻製 |
塩漬けにして 熟成・燻製 |
塩漬けにして 燻製 |
主な特徴 | アレンジが多彩 | しっとりとした 食感 |
香りと脂の旨味 |
加熱の要否 | 不要なものが多いが、 加熱したほうがよい |
不要なものが多い | 必須! |
それぞれの違いを知るだけでも、どこか楽しいですね!
ぜひ、日々の食卓でその違いを味わってみてください。
ここまで読んでくださりありがとうございました!では!
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