The Life Records Of Zeronicle

生きた記録をここに残す。とかっこよくいっていますが、ただの日記です。

ファスティング(断食)がなぜデトックス(解毒作用)に繋がるのか解説します!!

ファスティングデトックスにつながる仕組み

近年、健康や美容の分野で注目されている「ファスティング」。単なるダイエット法としてではなく、体を内側からリセットする「デトックス」効果が期待されています。

では、なぜ一定期間食事を断つことが、体内の大掃除につながるのでしょうか?その主な理由を3つのポイントから解説します。

ポイント1:消化活動を休ませ、排泄と修復にエネルギーを集中させる
私たちの体は、日々食べたものを消化・吸収するために、膨大なエネルギーを使っています。これは、フルマラソンを走るのに匹敵するとも言われるほどです。 ファスティングを行うと、この消化活動が一時的にストップします。すると、これまで消化に使われていたエネルギーが、別の重要な役割に回されるようになります。それが「排泄」と「細胞の修復」です。

  • 通常時:エネルギーの多くが「消化・吸収」に使われる。
  • ファスティング時:消化に使っていたエネルギーが解放され、「排泄・修復・解毒」に集中投入される。

これにより、体内の老廃物や毒素を排出する働きが普段以上に活発になり、肝臓や腎臓といった解毒・排泄を担う臓器も休息を取り戻し、機能が向上します。

ポイント2:「オートファジー」機能で細胞レベルの大掃除
ファスティングデトックス効果を語る上で欠かせないのが「オートファジーという体の仕組みです。

オートファジーを簡単に言うと、「細胞内の古くなったり壊れたりしたタンパク質を分解し、新しいものに作り替えるリサイクルシステム」のことです。

体が飢餓状態*1になると、このオートファジーのスイッチがオンになります。栄養が外から入ってこないため、体内にある不要なものを材料にして、新しい細胞やエネルギー源を作り出そうとします。

この過程で、細胞内に溜まった"ゴミ"が一掃されるため、細胞レベルでのデトックスが起こります。これにより、体の内側から若々しさを保ち、様々な病気のリスクを減らす効果が期待されています。

ポイント3:脂肪燃焼とともに、蓄積された有害物質を排出
食事を断つと、体はまず肝臓や筋肉に蓄えられた糖(グリコーゲン)をエネルギーとして使います。それが尽きると、次にエネルギー源として「脂肪」を燃焼し始めます。

実は、私たちの脂肪細胞には、普段の食事や呼吸を通じて取り込まれた有害物質(重金属、添加物、残留農薬など)が蓄積されやすいという性質があります。

ファスティングによって脂肪が燃焼されると、そこに溶け込んでいた有害物質も一緒に血液中に放出されます。そして、それらは肝臓や腎臓で解毒・ろ過され、最終的に尿や便として体外へ排出されていきます。

つまり、脂肪を燃やすことは、体の大掃除をさらに促進させることにつながります。

まとめ

ファスティングデトックスにつながるのは、以下の3つの相乗効果によるものです。

  1. 消化を休ませることで、エネルギーを排泄と修復に振り向ける。
  2. オートファジーを活性化させ、細胞レベルでリサイクルと浄化を行う。
  3. 脂肪を燃焼させることで、蓄積された有害物質の排出を促す。

これらの働きにより、体は内側からクリーンな状態へとリセットされます。

ここまで読んでくださりありがとうございました!では!

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