1. きっかけ
事の発端は先週のことでした。
埼玉県宮代町にある「新しい村」の池で釣りをしている人を見かけた長男が、「オレも魚つりをしたい」とポツリとこぼしました。
それを聞いてかわかりませんが、6/27の夕方に義父が栃木県の那須にある「那須フィッシュランド」を予約してくれました。
台風が通過する、しないの真っただ中でどうなるかわかりませんが、6/28の当日、天候的には大丈夫そうだったので現地に向かいました。
ここで私は、子どもたちが「釣り堀」という非日常の環境で、どのような行動をとるのか、親として少し引いた目線で観察してみることにしました。
2. 仮説と目的
今回の検証において、自分の中で密かに立てていたテーマがあります。
発端となった長男は当然釣りに夢中になるでしょう。では、自分から「やりたい」と言ったわけではない次男・三男はどうなるのか?
初心者向けの釣り堀という「安全で難易度の低い環境」であれば、大人が「危ないからダメ」「こうしなさい」と細かく指示を出さなくても、子どもたちはそれぞれ自分なりの楽しみ方を見つけるのではないか。そんな仮説を立ててみました。
3. 検証内容とルール
- 場所:
那須フィッシュランドの釣り堀(難易度が低く、初心者やちびっ子でも安全に楽しめる釣り堀) nasufish.com - 今回のルール:
親や大人は「せっかく来たんだから釣りをしなさい」と強要しない。イライラして怒ったりせず、あえて口を出さずに三兄弟の行動を観察する。
4. 結果・観察事実
実際に釣り堀に放たれた三兄弟の行動は、見事にバラバラでした。
長男:
予想通り、積極的に釣りに励んでいました。魚を釣るたびに喜んでいたのが印象的でした。
次男:
釣りには一切参加せず、釣り堀の周りをひたすらうろうろと歩き回っていました。彼にとっては魚を釣ることよりも、見知らぬ場所を探索することの方が重要だったようです。
三男:
自ら釣ることも、探索することもなく、釣りをしている義母のそばから離れませんでした。そして、義母が魚を釣るたびに、まるで自分が釣ったかのように一緒になって大喜びしていました。
5. 考察、気づき
「釣り堀に来たからといって、全員が釣りをするわけではない」。当たり前のようですが、非常に興味深い結果となりました。
同じ空間にいながら、三者三様のアプローチで環境を楽しんでいます。この三兄弟をどのようなタイプかを分けてみると以下のようになると思います。
- 長男 = 目的達成型
- 次男 = 環境探索型
- 三男 = 感情共有・共感型
もしここで大人が「ほら、次男も釣りなさい!」と無理強いをして怒ってしまっていたらどうなっていたでしょうか。せっかくの休日の空気が悪くなり、次男の「自分のペースで場所を観察する」という主体性も奪ってしまっていたはずです。「こうあるべき」という枠を外し、口を出さずに見守るアプローチが功を奏したと言えます。
6. まとめ
一人の「やりたい」から始まったお出かけも、難易度が低く安全な環境を選べば、他の兄弟にとっても良い「自由な実験場」になります。
親が事前にガチガチにレールを敷くのではなく、大人は環境だけを整えて観察に徹する。このスタイルは子どもたちの個性を知る上で非常に有効だと確認できました。
今後も、兄弟それぞれの楽しみ方を許容し、彼らの行動を面白がる視点を持ち続けていきたいと思います。
おまけ
釣り堀の時間は1時間。
その間、義父、義母、妻、長男は釣りを堪能し、合計18匹のニジマスを釣りました。釣った魚は塩焼きと柚子胡椒で焼いてもらいました。こちらも最高においしかったです。
ちなみに自分は長男の竿に餌をつけたり、釣った魚から針を外したり、バケツから飛び出したニジマスをバケツの中に戻す係をやっていました。
これはこれで楽しかったです笑