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3兄弟の父が子育て・ダイエット・生活改善を本気で検証

【元・デスマーチ経験者が語る】財源不足の日本は「キャパオーバー」のプロジェクト!?「個人版・行財政改革」のススメ

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はじめに:増税の噂にざわつく私たち

「消費税が12%になるかもしれない」
「社会保険料がまた上がるらしい」

最近、ネットニュースやSNSを見るたびに、こうした「国民負担増」の話題が飛び込んできます。そのたびに、「またか…」と重いため息をついているのは、私だけではないはずです。

私は現在、IT企業で医療系ソフトウェアの開発をしているエンジニアです。家では43歳の父親として、小学生の長男と、幼稚園に通う下の子2人、計3人の息子たちを育てています。

育ち盛りの子供たちを抱え、スーパーで食料品の値段を見るたびにインフレを実感する日々。そんな中で聞こえてくる「増税論」に対して、政府や政治家はこう言います。

「社会保障費が増大しているから財源が必要だ」
「脱炭素やDX推進、防衛力強化のために金がいる」

確かに、必要なことなのかもしれません。しかし、一人のエンジニアとして、そして家計を預かる父親として、どうしても拭えない違和感があるのです。

「本当にお金が足りないだけなのか?」

「単純に、やろうとしていることが多すぎて『キャパオーバー』しているのではないか?」

今日は、システム開発の現場で数々の「炎上プロジェクト」を見てきた私の視点から、今の日本が抱える構造的な問題と、そんな時代を生き抜くために私たちがとるべき「ライフハック」について、少し真面目に書いてみたいと思います。

1:日本という巨大プロジェクトの「家計簿」を見る

まず、感情論抜きにして、日本という国が何にお金を使っているのか、その「仕様書」を見てみましょう。ここから出ているデータはGeminiで調べたものです。

令和6年度の一般会計予算は、およそ112.5兆円規模です。

この数字だけ見てもピンときませんが、これを「月収30万円の家計」に無理やり例えると、今の日本はとんでもない状態になっています。

1. 歳出の3本柱(何に使っているか)

国の予算の使い道は、大きく分けて3つに分類されます。

  1. 社会保障費(約37兆円): 年金、医療、介護など。全体の約3分の1を占めます。
  2. 国債費(約27兆円): 過去の借金の返済と利子。全体の約4分の1です。
  3. 地方交付税交付金など(約17兆円): 地方自治体への仕送り。

驚くべきことに、この3つだけで予算の7割以上が固定費として消えていきます。

これに加えて、近年急増しているのが以下の項目です。

  • 防衛費: 世界情勢の不安定化に伴い増額。
  • GX(グリーントランスフォーメーション)経済移行債: 脱炭素への投資。
  • DX推進・少子化対策など: 新しい政策課題。

2. 収入とのバランス(バグだらけの資金繰り)

問題は収入です。税収は過去最高を更新しているとはいえ、約70兆円ほど。

つまり、「毎年30兆円〜40兆円の赤字を垂れ流しながら稼働しているプロジェクト」なのです。

エンジニアの視点で見れば、これは完全に「設計・運用ミス」です。

ランニングコスト*1が収益を上回っているのに、さらに新規機能*2を追加実装しようとしている。これでシステムがダウンしないわけがありません。

正直調べてて、「これ、立て直すことできるのか?」と不安になりました…。

2:財源不足ではなく「キャパオーバー」という仮説

ここで、私が感じている「違和感」の正体に迫ります。

政治家たちは「財源が足りない」と言いますが、現場の感覚で言えば、これは「リソース(人・時間・処理能力)のキャパオーバー」ではないでしょうか。

1. 仕様の肥大化(スコープ・クリープ)

ITプロジェクトでよくある失敗に、「あれもやりたい、これもやりたい」と顧客の要望を全て受け入れた結果、誰も管理しきれない巨大システムが出来上がる現象があります。これを「スコープ・クリープ」と言います。

今の日本政府はまさにこれです。

  • 高齢者のケアも手厚くしたい
  • 少子化対策で現役世代にも配慮したい
  • 防衛力も上げたい
  • 環境問題も解決したい
  • デジタル化も遅れたくない

「全部やる」は、リソースが有限である以上、不可能です。

優先順位をつけず、すべての要望に対して「予算をつけます(=増税します)」と答えているから、現場*3が疲弊してしまうのです。

2. レガシーシステムの保守運用コスト

日本の社会保障制度は、昭和の「人口増加・高度経済成長」を前提に作られた古いシステムです。

エンジニアなら分かると思いますが、古いコード(法律や制度)を根本的に書き直す(リファクタリングする)のは、膨大なリスクと労力がかかります。

そのため、政府は「つぎはぎのパッチ*4」を当て続けて延命してきました。その結果、システムは複雑怪奇になり、維持管理コスト*5だけが肥大化しています。

3. 「やらないこと」を決められない弱さ

プロジェクトマネジメントの基本は、「やらないこと(デスコープ)」を決めることです。

しかし、政治の世界では「何かを削る」ことは「票を失う」ことに直結するため、誰も「この機能は削除しましょう」と言えません。

キャパオーバーしているのにタスクを積み上げれば、待っているのは「デスマーチ(死の行進)」です。今の日本社会に漂う閉塞感は、終わりの見えないデスマーチ特有の疲れによく似ています。

3:政府があてにならないなら、自分たちで守るしかない

「無駄なものがあれば思い切り切り捨ててもいいはずだ」

そう思っても、国という巨大な組織を一個人がすぐに変えることはできません。

ならば、どうするか。

答えはシンプルです。「政府というメインシステムがダウンしても、自分と家族というサブシステムは稼働し続けられるようにする」こと。つまり、個人の生活レベルで「行財政改革」を行うのです。

私が実践している、あるいはこれから実践すべきと考える「エンジニア的ライフハック」をいくつか紹介します。

1. 固定費の「リファクタリング」(聖域なき見直し)

政府は既得権益をカットできませんが、私たちは自分の家計の「聖域」にメスを入れることができます。

  • 保険の見直し: 日本には「高額療養費制度」という最強のサブスクがあります。過剰な医療保険に入っていませんか?最低限の掛け捨てにし、浮いた分を投資に回すといったことも考えられます。
  • 通信費・サブスクの整理: 使っていない動画サービス、高すぎるスマホ代。これらは「使途不明金」です。徹底的にカットします。知らないうちにサービスが契約されていたという話も聞きます。一度明細を確認してみてはいかがでしょうか。

2. 資産防衛という名の「セキュリティ対策」

「現金」だけを持っているのは、インフレという攻撃に対してノーガード戦法をとるようなものです。

政府がインフレ政策(物価上昇)を目指している以上、現金の価値は目減りし続けます。

  • 新NISAのフル活用: 私は投資信託などを活用しています。「投資=ギャンブル」ではなく、「通貨のリスク分散」です。世界経済の成長に資産の一部を乗せておくことで、日本円の価値が下がったときのリスクヘッジになります。私は積立NISAでコツコツやり続けています。
  • iDeCo(個人型確定拠出年金): 自分の老後資金を自分で作る代わりに、今の税金を安くしてもらう制度。エンジニア的に言えば「バグ(税金)を減らしてパフォーマンス(手取り)を上げる」チューニングです。

3. 「健康」という最大の資産運用

医療系ソフトの開発に関わっているからこそ痛感しますが、病気になったときのコスト(治療費+働けない期間の損失)は甚大です。そのため健康に気を付けることが、最大の投資といっても過言ではないと思っています。今、私が実践していることを紹介します。

  • 予防保守(筋トレと食事): 私は最近、3ヶ月で体重を落とすダイエットと筋トレを始めました。これは単なる趣味ではなく、「将来の医療費削減」と「長く稼ぎ続けるための体作り」という、最も利回りの良い投資です。
  • メンタルヘルスの維持: キャパオーバーな社会で真面目に考えすぎると潰れます。「自分の半径5メートルの幸せ」を最優先にするメンタルの切り替えも重要です。(内緒ですヨ)

4. 時間単価を上げる「自動化」

政府はDXが進みませんが、家庭のDXは始めやすいです。

  • 時短家電の導入: うちは小さい子供がいるので、なかなか手を出せませんが、今は自動でやってくれるものがいろいろあります。ロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機、食洗機などを「贅沢品」ととらえず、「時間を生み出すツール」とみてもいいかもしれませんね。

おわりに:小さな「独立採算制」を目指して

日本という国が抱える「キャパオーバー」の問題は、一朝一夕には解決しません。増税も、社会保険料のアップも、残念ながら今後も続くでしょう。

しかし、そこで悲観して立ち止まっていても、何も変わりません。

国が「あれもこれも」と手を広げてパンクしているなら、私たちは逆に「本当に大切なもの」に集中する戦略をとるべきと考えます。

私にとってそれは、家族との時間であり、子供たちの教育資金であり、自分自身の健康です。

そのために、不要な出費を削り、資産を運用し、稼ぐ力を磨く。

政府には期待しすぎず、まずは自分の家庭を「黒字経営の組織」に変えていく。

それこそが、この不確実な時代を生き抜く、最強の生存戦略ではないでしょうか。

3人の子供たちが大人になる頃、日本がどうなっているかは分かりません。

ですが、「みんながしっかり準備していたから、君たちは自由に生きられるよ」と言えるように、一日一日を過ごしていきたいと思います。

この記事で紹介した生活改善以外にも、日々の家事や仕事を快適にするライフハックを以下のページで体系的にまとめています。ぜひチェックしてみてください!
zeronicle.com

ここまで読んでくださりありがとうございました!


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