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山登りは人生の縮図!?トラブルから学ぶ「本質的な問題解決力」

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今週のお題「山」

今週の思い出は「山」ということですが、登山はやりたいと思いつつ、未経験。
直近登った山といえば、静岡伊東市にある大室山でしょうか。
大室山でのリフトからみる景色は絶景でした。

大室山から見た景色

そういえば最近気が付いたのです。
「山という不確実なフィールドで直面するトラブルって、実は私たちが日常で抱える問題に似ているんじゃないか……。」って。

登山には登山計画書なるものがあり、任意ではありますが登山の際に提出しますよね。
登山計画書には、登山行程を記載することで、遭難時の創作の範囲を絞り込むことができるそうです。
とはいえ、あくまでも計画。予定通りにいかないことなんていくらでも発生します。

それは登山に限らず、ビジネスでも同じです。

山に一歩足を踏み入れれば、急な天候の悪化、ルートの消失、そして予期せぬ体力の消耗。 仕事では見逃していたバグ、作業の遅延、急病による作業遅れなどのトラブル…。

今回は、山登りでの危機管理から、私たちが日常で活かせる「本質的な問題解決力」について紐解いていきます。

1. 登山は準備が8割:正常系より「例外処理」を実装せよ

トラブル解決の成否は、実は「トラブルが起こる前」に8割方決まっています。

登山において、地図を読み、現地の天候を調べ、十分な装備を整えるのは「当たり前」のこと。
しかし、重要なのはそこから先です。
熟練の登山者は、「もし、ここで雨が降ったら?」「もし、ここで足を挫いたら?」という代替案を常に複数用意しています。

  • ビジネスへの応用:
    プロジェクトにおいて、すべてが順調に進む「ハッピーパス」しか想定していない計画は、あまりに脆弱です。

    「APIがタイムアウトしたらどうするか?」
    「担当者がインフルエンザで倒れたら?」

    コードに try-catch を書くように、業務プロセスにもあらかじめ「失敗した時の分岐」を用意しておく。
    これだけで、トラブル発生時のパニックは劇的に減ります。

2. 立ち止まる勇気:迷いの中で「現在地」を再定義する

山で最も危険なのは「道に迷ったかもしれない」と感じたまま、闇雲に突き進むことです。
焦りから「とりあえず進めばどこかに出るだろう」と判断した結果、取り返しのつかない遭難に繋がるケースは少なくありません。

トラブルが起きたとき、最も必要なのは「一度立ち止まり、現在地を確認する」ことです。

  • ビジネスへの応用:
    システム開発や複雑な業務でエラーが起きたとき、原因がわからないまま修正を重ねると、問題はさらに複雑化します。
    一度作業を止め、ログを確認し、どこまでが正常でどこからが異常なのかを切り分ける。
    この「デバッグ」の思考こそが、最短で正解に辿り着くための唯一の道です。

3. 戦略的撤退:目的達成よりも「再挑戦の権利」を優先する

「山頂まであと100m」
そう思った瞬間にガスが立ち込め、天候が急変することがあります。
ここまで登ってきた努力を思えば、どうしても強行突破したくなるのが人間です。

しかし、プロの登山家はそこで「撤退」を選びます。
彼らにとっての成功は「山頂に立つこと」ではなく、「生きて帰り、また次の山に挑戦すること」だからです。

  • ビジネスへの応用:
    投資や開発プロジェクトでも同様です。
    「ここまでコストをかけたから*1」という理由だけで、赤字プロジェクトや破綻した設計にしがみついてはいけません。 致命傷を負う前に「損切り」をし、リソースを次のチャンスへ温存する。
    その冷徹な判断こそが、長くエンジニアとして生き残るための必須スキルです。

デスクという名の「ベースキャンプ」にて

山でのトラブル対応は、単なるテクニックではなく「マインドセット」の問題です。

不測の事態を「邪魔な敵」としてではなく、自分の例外処理能力を試す「テストケース」として捉えてみる。
そうすれば、日常のトラブルも、デスマーチも(!?)、少しだけ違った景色に見えてくるはずです。

大室山のリフトから下界を見下ろしたあの時のような「俯瞰した視点」を持って、今日も私はデスクに向かいます。

この記事で紹介した生活改善以外にも、日々の家事や仕事を快適にするライフハックを以下のページで体系的にまとめています。ぜひチェックしてみてください!
zeronicle.com

ここまで読んでくださりありがとうございました!

*1:サンクコスト