
こんにちは。
連日ニュースで報じられている、はま寿司での迷惑行為。
過去にも飲食店での悪ふざけ動画は問題になってきましたが、
今回の「洗剤のような液体を寿司にかける」という迷惑行為で逮捕された容疑者の年齢を見て、
私は思わず絶句しました。
43歳。なんと、私と同年代だったのです。
率直に言って、情けない…。の一言です。
10代の若気の至り(もちろん許されることではない!)ならまだしも、
分別があるはずのいい大人が、なぜあのような常軌を逸した行動に出てしまったのか。
そして、なぜそれをわざわざSNSにアップロードしてしまったのか。
もちろん、今回の事件の本当の動機は本人にしか分かりません。
金銭目的や単なる悪ふざけなど、別の要因である可能性もあります。
ただ、私はこのニュースを見て、
現代における「SNSの承認欲求の暴走」について深く考えさせられました。
リアルな生活でのストレスや閉塞感を、
手軽なネット上の「悪目立ち」で発散し、架空の承認を満たそうとする。
これは、40代という中年期に差し掛かった大人にとって、
決して他人事とは言い切れない「SNSの罠」の一因なのかもしれません。
だからこそ今、私たちは、改めてスマホやSNSとの「健全な距離感」を自分自身で検証し、
見直す必要があると強く感じています。
40代が陥りやすい「手軽な承認」の罠
仕事である程度の経験を積み、家庭でもタスクに追われる40代は、
20代の頃に比べて「自分が主役として評価される機会」が圧倒的に減っていきます。
そんな日常の中で、SNSに投稿した写真や動画に「いいね」がつくと、
脳内には強い快感や報酬感覚がもたらされます。
ITエンジニアという職業柄、こうしたプラットフォームのシステムが
「いかに人間の注意を引きつけ、依存させるか」を計算して、
緻密に設計されていることは理解しています。
現実世界で地道な努力を重ねて得る充実感よりも、スマホの画面越しに得られる「手軽な承認」の方が、
より簡単に満足感を与えてくれるように感じてしまいます。
その結果、より強い刺激を求めて行動がエスカレートしてしまう危険性が、SNSには常に潜んでいるのです。
「レトロライフ」の実験から見えた、スマホとの適切な距離感
この罠から抜け出すために必要なのは、意志の力ではなく、
物理的な環境を変える仕組みづくりです。
このブログでも検証記録として残していますが、
私は以前、スマホへの依存度を下げるための「レトロライフ」というデジタルデトックス実験を行いました。
意図的にスマホに触れる時間を減らし、アナログな生活を取り戻すことを目的とした、私なりの検証プロジェクトです。
実験の初期こそ、
「通知が来ているのではないか」
「何か面白い情報を見逃しているのではないか」
というソワソワした感覚がありました。
しかし、数日も経つと、驚くほど頭の中のノイズが消え、思考がクリアになっていくのを実感したのです。
無意味な情報の濁流から抜け出したことで、目の前のタスクへの集中力が増し、
何より3人の子どもたちと向き合う時間の「質」が劇的に向上しました。
スマホの画面越しに他人の目を気にするのではなく、自分の目で目の前の現実を見る。
この当たり前の行動が、いかにメンタルの安定に繋がるかを、身をもって証明する実験結果となりました。
SNSの架空の評価に執着して人生を棒に振らなくても、
私たちの手元には、アップデートしていくべきリアルな日常がすでに存在しているのです。
大事なのはそれに気付けるかということだと、私は思います。
現実世界で自分をアップデートする。40代からの正しい「承認欲求」の満たし方
承認欲求そのものは、決して悪いものではありません。
誰だって「認められたい」「自分の価値を感じたい」という思いは持っています。
問題は、それを「どこで、どうやって満たすか」です。
私自身の答えは、極めてシンプルです。
それは「現実世界での地道な自己研鑽」に尽きます。
例えば、現在私が日々取り組んでいる筋力トレーニングや、
80.3kgからスタートして目標体重70kgを目指している肉体改造プロジェクト。
体重計の数値が少しずつ変化していくことは、誰からの「いいね」がなくても、
確実な自分の成長を実感させてくれます。
他人の評価に依存しない「自分自身との戦い」と「その成果」こそが、
中年期の焦りやモヤモヤを吹き飛ばす、最も健全で強力な自己肯定感の源になるのです。
この「ゼロニクルの実験室」というブログの運営も同じです。
誰かを不快にさせたり、悪ふざけで炎上したりして集める一過性のアクセスではなく、
日々の生活の中での検証や、そこから得られた一次情報をコツコツと発信していくこと。
地味で時間はかかりますが、これこそが大人としての正しい自己表現のあり方だと信じています。
社会は、ほんの一部の問題行動によってルールが増え、自由が減っていきます。
私の近所の公園でも、いつの間にかボール遊びが禁止になっていました。
理由は分かりませんが、誰かの迷惑行為や苦情が積み重なった結果かもしれません。
今回のような迷惑行為も、本人にとっては単なる悪ふざけのつもりだったとしても、
結果として巡り巡って多くの人が不便や不自由を強いられる社会を作ってしまうのです。
43歳。
人生はここで折り返しではなく、むしろここからまだ20年、30年と長く続いていきます。
父親としても社会人としても、守るべきもの、そして自分自身でアップデートしていくべきことがたくさんあります。
もし日常に閉塞感を感じて、スマホの中の架空の評価に逃げ込みそうになったら。
その時は、そっとスマホを置いて、筋トレで汗を流すなど、フィジカルな行動に意識を向けるのが一番だと私は考えています。
情けないニュースの当事者を反面教師とし、
子どもたちに誇れる「カッコいい40代」の背中を見せられるよう、
これからも現実世界での実験と検証を続けていきます。
おわりに:あなたのスマホとの距離感は大丈夫ですか?
今回は、同年代のショッキングなニュースをきっかけに、
40代の承認欲求とデジタルデトックスの必要性について考えてみました。
ネットの技術やSNSは私たちの生活を豊かにしてくれる素晴らしいツールですが、
一歩使い方を誤ると、年齢や性別関係なく、思考を鈍らせる力を持っています。
「最近、気づくと意味もなくスマホを眺めている」
「SNSの数字が気になってイライラしてしまう」
もしそんな兆候が少しでもあるなら、
それは脳がデジタル依存のアラートを出しているサインかもしれません。
まずは
「夜の1時間だけスマホを別の部屋に置く」
「通知をオフにする」
といった小さな実験から始めてみませんか?
画面の向こう側の世界から少し距離を置くだけで、
目の前にある現実の豊かさに気づけるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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