森保ジャパンの戦績が凄い。
たかだか1時間余りで蚊トンボを獅子に変える 勝利とはそういうものだもうおめェじゃ逆立ちしても勝てねェぜ
― 範馬勇次郎
これはグラップラー刃牙に出てくる最強親父「範馬勇次郎」が言ったセリフだが、同じことが森保ジャパンにも起きているような気がしてならない。
カタールW杯では強豪といわれたドイツやスペインを相手に白星を勝ち取り、この前のドイツとの再戦でも白星を記録している。選手たちは自分たちの強さに自信を持ち、試合に望んでいる空気すらある。それは選手がある程度変わっても強度が高い試合ができていることからも、この強さはまぐれや一時性のものではないと言えるだろう。
2023年スケジュール|SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)|JFA.jp
試合を見ることが残念ながらできなかったのだが、SNSで試合速報を追いかけていたりした。先日は神戸のノエスタでチュニジアを2-0で下した。ゴールを決めたのは古橋とIJ*1。古橋に至ってはホームに戻ってきたということもあって嬉しい結果になっただろう。森保ジャパンはこの勝利を経てエルサルバドル戦から6連勝となった。得点も複数得点が取れているように、攻撃面ではいくらかの改善がされていると見て取れる。ただ、「もっと決められたはず」という意見がSNSで散見されたので、得点力というものはこれからも課題となりそうだ。守備面もちょっとした失点がちょこちょこあるので、マークの受け渡し、リスクマネジメントを整理する必要があるかもしれない。
海外で活躍している選手たちが屈強な選手たちとやりあう中で、世界と戦える環境ができつつあるように見える。それはつまり、海外リーグでの経験を代表に還元しているということだろう。非常に素晴らしいことだと思う。
Jリーグにもものすごい外国人が何人か来ている。浦和のCBをつとめるマリウス、アレクサンダーショルツ、名古屋のキャスパーユンカー、ランゲラックあたりはJ屈指の選手たちだ。日本にいながら世界と戦うという感覚が味わえれば、日本のサッカーはもっと面白くなるし、強くなると信じている。Jリーグは海外リーグに移籍するための育成リーグではないのだから。「Jでも結果を出せば代表に入れる。」と証明してほしいというのが個人的な思いだ。
そのためにはJリーグ自体がもっと成長しなければならない。色々課題はあるけれど、ひとつずつクリアしていってほしい。とりあえず主審の質の向上を願うばかりだ。それがJリーグが成長するための必要条件だと思っている。*2世界基準の判定を。選手たちとのコミュニケーションをさぼらないこと。試合を潰さないジャッジができることが当たり前のようになることを祈る。
次の日本代表の試合は11/16に行われる「ミャンマー戦」。この日は不成就日。日が悪いので勝手に心配しているが、そんなものに負けずに初戦を勝利で飾ってほしい。
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