今日は朝からメンタル的にきつかった。なぜか?なぜなら鹿島アントラーズが昨年に引き続きヴァンフォーレ甲府との試合に敗れたからだ。畜生。
鹿島アントラーズが昨年に引き続きヴァンフォーレ甲府との試合に敗れた。甲府に先制点を奪われたが、そのあと追いついて見せたが逆転するまでには至らず。結果PKにもつれ込み10-11で破れ、天皇杯優勝の目標は断たれた。負けたことはもちろんだが、2年連続で下位のカテゴリのチームにやられたというのがこの衝撃の大きさに拍車をかけている。試合はBSで放送されていたのだが、あいにくBSは契約していないので見ていない。そもそも仕事で見れなかったが。テレビで見ていたサポーターはもちろん、時間を作って現地に駆け付けて応援していたサポーターの皆さんの気持ちはいかほどだろう。熱いサポーターほど悔しくて泣いていたのではないだろうか。そして特大のブーイングが発せられたことは想像するに難くない。
90分。あるいは延長を含めた120分で決着をつけなければいけなかった。個人的には、相手が下位カテゴリであるならば、90分以内で決着をつけてほしかった。決して舐めているわけではないが、J1で戦うチームとしてのプライドがあるはず。だからそれを見てほしかった。ここ最近の鹿島はリーグ戦を見る限りでは守備は安定していたと思う。しかし、攻撃の閉そく感は否めない。なんであんなに窮屈になっているんだろうか?いい動きをしていても、そこを見ている人がいない。そういう場面を見ていると、何のために練習しているのかを理解している選手が少ないんじゃないかとどうしても思ってしまう。いわゆるサッカーIQというやつだ。Youtubeで「サッカー選手はサッカーを見ない選手が多い」といった動画を見ているが、だからサッカーIQが低いんだと思う。Jリーグ全体として欧州のリーグには遠く及ばない。ボール離れの良さ、寄せのタイミングなど異次元の域だ。海外サッカーを見てサッカーIQが高まるのであれば、絶対に観るべきだ。サッカーIQが低いので戦術が理解できません。なんてただの職務怠慢。いや、ただの馬鹿だ。サッカーIQを高める努力を選手個人個人が行わないと、この閉塞感は打ち破れないのではないだろうか。
こればかりは監督やフロントの問題ではないと思う。技術だけを磨く時代は終わっている。チーム全体のサッカーIQを高めないと、タイトルを獲るのは夢のまた夢なのかもしれない。