The Life Records Of Zeronicle

一度きりの人生の記録

【育児】父の悪手

三連休の最後に起きた兄弟げんか

先日、書いた三連休最後の日。
夕方、魏実家の庭で三兄弟は各々が好きなように泥んこ遊びをしていた。

最終日の記事はこちら
zeronicle.com

長男坊は山を作り、その傍らで次男と三男は泥を大量に集めて、泥のアイスを作っていた。
長男が山を作るのを手伝ってほしいというので、小さなシャベルをもって参戦。山を作った後は、山の周りを掘り、掘ったところに2本の橋を作るようにした。

喜ぶ長男。

堀の中にトミカを走らせていた。

その様子が楽しそうに見えたのだろう。トミカをもって次男坊もやってきた。
そして三男も。

そして事件が起きる。

三男が堀に土を入れるという暴挙!
やめてという次男だが、三男はやめない。すると次男は三男をたたき始めた。
そして長男は泣きながら、掘りにかかった橋を壊して「壊れちゃった」と泣きわめく。

まさに地獄絵図(壊したのは長男なのだが…。)

いったん次男と三男を離れさせ、長男に「また作ろう」と伝えるのだが、話を聞ける状態には内容だった。

そこで私は手を打つのだが、それは悪手だった。




父の悪手

泣く三兄弟。

そんな彼らの前で
「ちょっとまって!これ見て!」

そう言って私は左手で泥をガッとつかみ、思いっきり握りしめる。

そして手を開き…

「〇〇こ」

いつも「う〇〇」と連発しては笑っている彼らのことだ。きっと泣くのをやめて笑ってくれるはず。そういう算段だったのだが、そうはならなかった。

「違う!」

そう言って私をたたき始めた。

本気で泣いているとき、本気で怒っているとき。

そんな状態の彼らに「〇〇こ」は通用しないことを学んだ。

結局、泥で作る山を作り直そうと粘り強く説得し、義父がペットボトルの底を切り抜いたものを使って泥山を作り直すことで落ち着いた。
そのあとは仲よく遊んでくれた。めでたし。

fin.