The Life Records Of Zeronicle

一度きりの人生の記録

日本最大級のバンジージャンプを堪能してきた

事の発端は彼岸。この日は親戚の家に集まり、たわいもない話で盛り上がっていた。そんな中話の流れは「最近興味ある事」みたいになって、俺は「バンジージャンプやってみたい」とさらりといった。すると「どこでバンジージャンプをやるのか」と聞かれたので、竜神大吊橋でやりたいと高らかに宣言した。茨城県常陸太田市にある竜神大吊橋。そこでできる竜神バンジーは日本最高峰。高さこそ岐阜バンジーに日本一の座を譲ってしまった(2021/4/23現在)ものの、生身のバンジーではおそらく日本一を誇るだろう。(※岐阜バンジーは特殊なスーツを着用してのバンジーとなる。)そんな俺の発言に当てられたのか、従弟も「やるなら俺も連れて行ってほしい」と乗ってきた。これは予想外の出来事ではあったが、一人で行くよりは二人で行った方が楽しいだろうとも思ったので了承。そしてその日は4/17に決まった。
一週間前の4/9から週間天気予報を見る日々が続いた。来る日も来る日も悪天候。最悪雨を覚悟した。しかし、当日。神は俺たちに微笑んだ。晴天とはいかず、雲が暑かったが雨は無い。風も比較的穏やかだった。竜神大吊橋の迫力はすごかった。落下する距離実に100m。橋から景色を見下ろす。山、川。きれいな自然だった。そんな景色に囲まれながら落下していくのか。そんなことを思った。
受付を済ませ、バンジージャンプの装備を着用。これから飛ぶんだなという気持ちがふつふつとわいてきた。従弟とどちらが先に飛ぶかじゃんけんで決めようという話になった。勝った方が先に飛ぶ。先に飛ぶのは従弟だった。
大吊橋のジャンプをする場所に到着。スタッフに促され、ジャンプする位置に従弟が立つ。その迫力に圧倒されたか叫ぶ従弟。笑いをこらえられない俺。しかし、覚悟を決めた従弟はついにとんだ!数分ののち無事帰ってきた従弟はすっきりしたように見えた。

次に飛ぶのは俺だ。スタッフにバンジーの注意点などの確認が入る。それを理解した旨を伝えると、スタッフがにっこり。「楽しんで」。やさしいかよ。バンジー所定の位置につき前を見て下を見る。圧倒的大自然。俺はここを飛ぶんだな。カメラマンにポーズをして、従弟と同じグループになった若人から「がんばってください」とエールがかかる。親指を立ててニッコリ。「3,2,1、バンジー!」スタッフの掛け声とともに、大自然に身を投げた。
ものすごいスピードで落下。川面がすさまじいスピードで迫ってくる。全身を駆け巡る血が頭に集中していく。「うおぉぉぉぉ・・・ッッ!!」思わず声を上げていた。その後、無事引き上げられ、従弟とハイタッチ。鼓動が激しく、ちょっとした興奮状態になっていた。これが日本最高峰でのバンジーッッ!ものすごい達成感と高揚感だった。いろいろなもやもやが一瞬で消し去るほどの迫力、面白さ!くだらないことがどうでもよくなる感覚ッッ!思っていた以上に面白かった。すべてをやり遂げた後は記念に写真を購入。バンジー認定書を受け取って帰宅することに。


途中温泉に寄ろうとしたけれど、入口の看板には「県外からのお客様お断り」の文字が。残念だったが、そんなことがどうでもよくなるくらいバンジージャンプは楽しかった。従弟を駅まで送り解散。
帰宅するなり眠気が押し寄せてきた。さっきまでのアドレナリンが引きはじめ、いろいろなものからの反動が来たのだろう。泥のように眠りについた。


バンジージャンプ。勇気を試すアトラクション。
こんな感じでやったあとはものすごい興奮状態になります笑
迫力がすごく、高揚感・達成感があるので興味がある方はやってみてはいかがでしょうか!