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インビジブルを読み終えた

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インビジブル読み終えました

インビジブル読み終えた!!

電車のお供に買った2冊の小説、「死刑にいたる病」と「インビジブル」の両方を9月中に読み終えることができた。電車の中でコツコツと読み進めることができて満足している。今までは文庫本よりもハードカバーの本を好んで買っていたが、電車の中で読むには単行本よりも文庫本の方がかなり読みやすいということを実感した。まぁ当たり前の話であるが。

さて、このインビジブル(著:坂上泉)。なかなかにして面白かった。前にも書いたと思うが、舞台が大阪なため、登場人物の会話はほとんど関西弁。時代は戦後間もないときでなかなかイメージがつかみにくい。時系列も昔と今をいったりきたりしながら話が進むので、理解するのに苦労した。それゆえに、「最後まで読めるだろうか?」という不安があったが、それも杞憂で済んだ。すべてが繋がったときは「そういうことか!」とすっきり爽快。
coheyglby.hateblo.jp
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2人の主人公がぶつかり合いながらも、だんだんお互いを認めるようになっていく過程はグッとくるものがあった。この小説にあるテーマのひとつに「信念」があると感じた。何のために何をするか。その信念を貫くためにまっすぐ行動する姿は見習うべきところだ。

この小説は「警察モノのミステリー小説」というだけで買った、いわゆるジャケ買いした小説だが、大当たりの小説だった。内容も濃厚、話の締め方もよかった。
警察モノのお話が好きな方にはぜひ読んでもらいたい作品だ。

それにしても著者である坂上泉氏の年齢を知って驚いている。私よりも年下…。濃厚な話を作るためにどれほどの取材をしたのだろう。当時の時代背景を描くために膨大な勉強をしたはずだ。そんなことを想像すると、自然に尊敬の念が生まれてくる。

次読む本は…

この前秋の彼岸で実家に帰ったときに、「ねじまき鳥クロニクル」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の文庫本を持ってきたので、再読しようかと思っている。ただ、以前にも書いたが「教場」シリーズ、「ハヤブサ消防団」も読みたい。とりあえずせっかく実家から持ってきたのだから、「ねじまき鳥クロニクル」と「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読み込むとしようか。どちらもボリューム的にはかなり大きいから、下手すると11月になっても読み終わってないかもしれないし。

ねじまき鳥クロニクル(1部~3部)

世界の終わりとハードボイルドワンダーランド

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