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死刑にいたる病を読み終えた感想

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秋らしく読書してみました

つい先日、死刑にいたる病を読み終えた。核心的なネタバレは書かない程度に感想を綴っていきたい。
coheyglby.hateblo.jp
―おいおい、インビジブル読んでたんじゃないのかよ?インビジブルに夢中って言ってなかったか!?

そう思った方もいるかもしれない。実はカバンに入っているものを出し入れしていたら、また小説の入れ違いをしてしまったのだ。今回は確認さえしていなかったと思う。近くに置いてあった小説を反射的に入れてしまったようだ。なぜカバンに入れる前に本の確認をしなかったのであろうか?学習能力がないやつだと思われても仕方がない。全く困ったものである。そんなこともあって、帰りの電車の中でやむを得ず「死刑にいたる病」を読んでいたら、ぐんぐん話が進んでいってしまって、ついには読み終えるところまできてしまったのだ。率直に言おう。面白い作品だった。ただ、話の展開は読みやすく、意外性は少ないかもしれない。(驚いたところはあったけれど)

最初こそ、主人公は他人を見下す嫌な奴で感情移入しにくかった。それは「これ、最後まで読めるかな?」と思ったほどだった。しかし、話が進んでいくうちにそういう拒否感は徐々に薄らいでいき、また、主人公にも色々な変化が出てくる。さて、主人公は最後どのようになっていくのか。これはぜひ読んで自身の目で確かめてほしい。

この本を読んで、世の中には「人の心の中にするりと入り込むのが、やたらうまい奴がいる。そういうやつには気をつけろ!」という思いが強くなった。それも人の精神が弱っているときは要注意。おそらく健全な精神状態であれば、ものの善悪はつけられるだろう。しかし、精神的に参っている時、人は正しい判断というのができなくなるものだ。そういったときに、心の隙間に入り込まれたらどうなるか。とんでもないことをやってしまう可能性は十分にあり得る。周りに味方がいないと感じるとなおさらだろう。「絶対的に信じられるもの」を他人に見出すことは、一種の危険性を帯びているのかもしれないな。というのがこの本を読んで強く思ったことである。

読了後、「死刑にいたる病」のプロローグを読んで

最初、私はこのプロローグの目線は主人公だと思っていたのだが、最後まで読むとどうも違うような気がしていて。少し考えて「主人公より年上の女」の目線かな…と思ったのだがどうだろう?ちょっとWEBサイト回ってみたのだけれど、プロローグに触れている考察サイトが見つからなかったもので少しもやもやしている。もしこの記事を読んでくれた人で、死刑にいたる病を読んだことのある人がいたら、プロローグの目線が誰のものであるか、はてブなどで考えを聞かせてもらえたらありがたいです。

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