死刑にいたる病を読み終えたので、「インビジブル」に復帰した。そういえば「インビジブル」っていう透明人間の映画があったなと今更ながら思った。あの映画はすごかった。ちょっとムフフなシーンもあった気がする。「インビジブル」といえば、"目に見えない"とか"目につかない"という意味だけれど、この「インビジブル」という小説において意味するものは何なんだろう?ページ数で言うと中盤まで来たけれど、まだわからないことばかりだ。
今読んでいる「インビジブル」の舞台は大阪なので、登場人物も大阪人が多い。もちろんしゃべり言葉は関西弁*1だ。最初こそ抵抗があったものの、今となっては気にせずに読めている。抵抗というのは頭の中で標準語に直しながら読んでいるからだ。その中には「どういうこと?」と思ってしまう描写があって、その都度本を読むのを止めていた。今は前後の雰囲気を感じ取って「まぁだいたいこういうことを言ってんだろうな」くらいにして、完全に理解できなくてもいいやくらいの気持ちで読んでいる。
警察モノの小説を読むのは実は初めてだったりする。フィクションではあるが、SF要素は皆無だし、現実に起こりそうだということもあって、描写が想像しやすいというところもある。特に緊迫する場面や、信念のぶつかり合いという場面の描写がドキドキする。今のところ「おそらく同一犯であろう殺人」が3件起きているので、これからどうなるか楽しみである。最初こそぶつかり合っていた2人の主人公。彼らが今後どのような関係になっていくかも楽しみにしている。
読んでいる本はこれです。
映画の方はこれ
2もあったのか…