近年、クラブや選手を応援するサポーターの多様性が注目されている。しかし、中には自称「古参サポーター」からの心無いクレームを受けるケースも多々ある。本記事では、クラブ愛を持つ全ての人々が立派なサポーターであり、互いを尊重すべきであることを訴えたい。
元NGT48の荻野由佳氏が、自称「古参サポ」から「二度と埼スタにこないで」というDMが送られてきたという。
ニュースを見る限り、色々突っ込みたいところがあったので、興味がある人は見てもらいたい。
1. サポーターになることの意義とは
さて、サポーターの意義について考えてみたい。サポーターとは、クラブや選手を応援する重要な存在だ。彼らは試合の雰囲気を盛り上げ、選手に勇気や励ましを与える役割を果たしている。
サポーターとしての存在は、クラブや選手にとって非常に重要であり、応援の喜びや意義を共有することができる。また、サポーターたちがクラブのためにお金を使うことによって、クラブはいい選手を雇い、給料を払うことができているといっても過言ではあるまい。
そして、スタジアムで汚い罵声を浴びせる「自称サポーター」は選手たちに勇気も励ましも与えていないので、あくまでも「自称」であることを忘れないでもらいたい。
2. サポーターの歴史や経験は関係ない
サポーターとしての資格は、サポーター歴や豊富な知識によってのみ判断すべきではない。どれだけ長い間サポートしてきたかよりも、熱意や情熱を持って応援することが真のサポーターであると言える。
サッカーコミュニティは、様々な背景を持つ人々で構成され、その多様性を尊重することが重要だ。
3. サポーターの真の価値
試合に参加し、声を出して応援する行為は、真のサポーターであることを証明する一つの方法だと思う。
スタジアムに足を運び、一体感の中で自分の声を合わせることは、クラブや選手に対する愛情や応援の強さを示すものだ。その熱気は、選手に力を与え、試合の結果にも影響を与えることがあると信じている。
4. 初心者も大切な存在
誰もがサポーターとしての第一歩を踏み出す瞬間がある。「友達に誘われたから。」「テレビを見てたら選手が気になったから。」「プレーがかっこよかった」「顔がかっこよかった」
動機やきっかけも様々。でもそれでいいと思う。そこで興味を持ってくれることが大切だ。
心無い「自称古参サポ」も、クレームを受けた女性サポーターも、誰でも初心者だったはず。(サポーターの初心者ってなんだよ。って気もするけど)
でもそうやってスタジアムやサッカーの試合を見ていくにつれ、チームの応援歌を覚えたり、クラブに所属している選手と特徴を覚えたりして成長していったはず。
初めての試合やスタジアムでの応援は、新たなサポーターにとっての貴重な経験であり、その情熱や興奮はクラブの未来を支える大きな力となる。
クラブの未来をかんがえれば、そういう初心者こそ大切な存在なのだ。
5. 自称ベテランサポーターの問題点
一方で、自称ベテランサポーターが自身の経験や知識を持ち出して他の人々を貶す行為は、サッカーコミュニティにおいて一体感を損なう可能性がある。
真のサポーターの資格を主張することは、他の人々の情熱や愛情を軽視する行為であり、コミュニティ内に対立を生み出す原因となる。
ひいてはクラブに多大なる迷惑をかけることになる。それに気づいてない愚かな自称サポがいたりするから困ったものだ。
6. にわかサポーターの重要性
逆に言えば、新たなファンやにわかサポーターの存在は、クラブやサッカーコミュニティにとって非常に重要だ。
彼らは新しいエネルギーや視点をもたらし、クラブのファンベースを広げる貴重な存在となる。
にわかサポーターはサッカー人気を高めるためにも重要であり、新たなファンを魅了し、スタジアムに活気をもたらす役割を果たすだろう。