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川崎フロンターレのサッカーを見て率直に思ったこと

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天皇杯でみごと優勝した川崎フロンターレ柏レイソルとの試合はまさに死闘。120分でも決着がつかずPK戦にもつれ込んだ試合は、決勝という名に恥じぬ戦いであったと思う。川崎と柏のサッカーはそれぞれ何がしたいのか「柱」がどっしりと立っており、迷ったらそこに立ち返れるような仕組みができているように見えた。日頃の練習の成果なのか、あるいは選手たちが意識を共有できているのかわからないが、そこが2023シーズン中鹿島に足りなかった部分だと感じた。

川崎フロンターレのサッカーを見ていると、選手がボールを持った時に誰がどこに移動するのか分かっているように見える。その結果、ボールが綺麗につながり成功すれば相手の守備陣を崩す。選手たちのサッカーIQが高いからなのか、J1クラブの中でも戦術理解度はだいぶ高いと思う。今シーズンリーグに限って言えば、不本意な順位だと思うが、来シーズンはさらに強くなる気さえしている。そんな川崎が少し羨ましい。

鹿島は岩政監督が退任し、監督選びの真っ最中である。実際のところはどこまで進んでいるのかわからないが、確実に言えることは「鹿島が目指すサッカー」と「監督が目指すサッカー」が一致しないと強いチームにはならないということだ。できるだけ早く結果を出したいという気持ちもわかるが、監督を変えてすべてがいい方向に転ぶとは限らない。チームもサポーターもある種の我慢は絶対に必要だ。川崎の指揮を執る鬼木監督だってすぐには結果を出していない。熟成させて今の川崎がある。そこには川崎が目指すサッカーの柱が立っていたはずだ。

鹿島は同じようにできているのだろうか?クラブが目指すサッカーがふらふらしているようでは、とてもじゃないけれど強いチームは作れないし育てられないだろう。鹿島が2024年のシーズンで「強いチーム」と認識させるにはこの柱づくりが重要になってくる。

ちなみに選手の質で劣っているとは思っていない。ただ、戦術理解度という点では明らかに劣っているだろうなと思う。自分が何をするためにピッチに立っているのか。どう動けばいいのか。ピッチ上で目まぐるしく変わる展開の中で、今自分がしなければいけないことは何かを理解できないと、チーム内でも生き残れないだろうな。

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