サガン鳥栖との試合は毎回難しい試合になる。この時点で首位神戸との勝ち点差は7。鹿島としては首位を奪還するためにも勝ち続ける必要があるのだが、例に漏れず、今回の試合も難しい試合となった。
まず先制したのはサガン鳥栖。失点したとき、私はちょうど席を外していて、戻ったら鳥栖に点が入っていた。しかし、前半のうちに鹿島もやり返す。鈴木と名古のホットラインで、試合を振り出しに戻す。前半はこのまま1-1で終了。
鳥栖も鹿島も運動量が多く、見ごたえがある試合となった。
ハーフタイムになったところで、私は風呂に入ることにした。子どもたちと一緒に風呂に入って、ゆっくりしていたら後半が始まっている時間になっていた。体を拭き、髪を乾かし、服を着てスマホを手に取る。DAZNのアプリを立ち上げると、またしても鹿島は失点していた。
「席外すと失点するNOROI(呪い)でもかかってんのかな!?!?」
どうしても勝ちたい、勝ってほしい鹿島アントラーズ。しかし、非情にも時計の針はどんどん進んでいく。後半45分を過ぎた。しかし、得点は奪えない。だけど鹿島アントラーズはなんとか点を取ろうと、勝とうとする姿勢を見せてくれた。
積極的に攻め込む鹿島アントラーズ。鳥栖も相変わらずハードワークで守ってくる。「なんとかしとめてくれ!」そう願った時だった。
安西のクロスに飛び込んだ鈴木。そのヘッドがゴールに吸い込まれた。
勝つことはできなかったが、熱く、面白い試合を見せてくれた。首位との勝ち点差は9に広がってしまったが、まだまだこれから巻き返せるだろう。今の鹿島にはそう思わせてくれる力がある。
鹿島も鳥栖もどちらも躍動していた試合だったと感じた。みんなで首位を走る神戸を倒そう。(?)
鹿島アントラーズは、次はアウェイで浦和レッズと対戦する。必ず勝って、首位を追いかけていきたい。