2023/9/2に行われた湘南ベルマーレ戦。鹿島アントラーズは前半8分に佐野海舟によるゴールで幸先よくリードするも、前半35分に大橋祐紀、前半43分に鈴木章斗にゴールを奪われ前半のうちに逆転を許してしまう。後半は膠着状態が続いてそのまま時間だけが過ぎていく…。首位との勝ち点差を縮めるためにも勝ちたい鹿島。すると後半アディショナルタイムに入っての出来事。植田直道と岡本拓也の競り合いの中、岡本の足が植田の頭に当たったとしてPKをゲット。そのPKをアルトゥールカイキが蹴り込み、試合を振り出しに戻した。
首位を走っていた横浜F・マリノスが柏レイソルに負けたため、勝ち点が1縮まったと喜んだものの、翌日に行われたヴィッセル神戸と京都サンガの試合で神戸が勝利したため、神戸が首位に返り咲き。首位との勝ち点差は9となり、結果的に差が開いてしまった。
今回の試合、負けなかったことをプラスにとらえて次に進みたいが、リーグ優勝は現実的に考えてかなり厳しい状況になってしまった。しかし、だからといってリーグ優勝を諦める理由にはならない。鹿島としては死力を尽くして勝ち星を積み重ねてもらいたい。
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