中年と言われる年を過ぎたあたりだろうか。私は「三浦知良」という男を心底「すげぇ」と思うようになっていた。
カズが40、50を過ぎてなお、「プロのサッカー選手」として活動、活躍をしている。今もなお海外に活躍の場所を移して、果敢に挑み続けている。
私がカズの名前を知ったのは、Jリーグが発足したときだった。当時のスーパースター軍団ヴェルディ川崎に所属するエース「三浦知良」。何かと注目を浴びる選手だったので、否が応でもその名前を幾度となく耳にした。ブログの記事の通り、私はJリーグ発足時から鹿島アントラーズのサポーターだったので、「カズ」の名前が頻繁に出たところで特に気にならなかった。むしろ「なにがカズだ!」みたいな謎の嫌悪感みたいなものを抱いていたのが正直なところだ。
ただ、この気持ちも徐々に変わっていく。
30を過ぎたあたりから引退していく選手たちをみていくうちに、「30,40を過ぎてもなお戦い続けるカズってすげぇんだな」と思うようになっていた。人によっては「客寄せパンダ」だの心無いことをいう人もいるかもしれない。だけど、カズはそんな気持ちでサッカーをやっているのではないということは、練習風景からも伝わってくる。彼は本当に「サッカー選手」としてやれるべきこと、やるべきことをやる男なのだと。
私の年齢も40になった。最近は運動を少しすると膝に少し痛みが走るようにもなってきた。数は私よりだいぶ上なのに…
おそらく日ごろの食事、トレーニング、休息、すべてが高レベル、高次元なのだろう。
こうなったら行くところまで行ってほしい。
日本の生ける伝説、キングカズ。
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