国の経済指標となるGDP（国内総生産）。2023年度のGDPはおよそ591兆4820億円となり、ドルベースで換算すると日本はドイツに抜かれ、世界3位から4位へと転落。
日本は1968年から2009年までは1位のアメリカに次いで2位だったが、2010年に中国に抜かれ3位に、そして今回ドイツに抜かれ4位となってしまった。
GDPの内訳
GDPは以下で表すことができる。Ｙ＝Ｃ＋Ｉ＋Ｇ＋（Ｘ－Ｍ）
Ｙ：国内総生産
Ｃ：民間消費
Ｉ：民間投資
Ｇ：政府支出
Ｘ：輸出
Ｍ：輸入
日本語に置き換えると、以下のようになる。
ＧＤＰ＝消費＋投資＋政府支出＋（輸出－輸入）
GDPが転落した要因は何だぁ？
為替の影響もあったのは確かだが、おそらくは物価が上がって、消費が減ったからというのが要因の一つでしょうね。また、コスト削減ばかりで前向きな投資をしてこなかったからという経済学者からの意見も。
他にどんなものがあるだろう。
おそらくGDPはこのまま転落し続ける
おそらく日本の景気はすぐに良くなることはない。なぜなら、日本の経済は構造的な問題があるからだ。例えば、人口減少、高齢化、少子化、そして労働人口の減少。これらの問題はすぐには解決できない。定年退職の年齢を引き上げるなどして、働く期間を長くしているがそんな老人にできることは限られている。若い頃のように体は動かないし、新しいことを覚えるのにも時間がかかる。日本は少子化対策に本気で取り組むべきだった。
今の日本は老人に甘すぎるといっても過言ではない。高齢化社会だから老人から票を得るための施策ばかり考える。そんな国に未来はない。また、日本は子育てしやすい環境ではない。国を挙げて取り組むべき課題なのに、二の足、三の足を踏んでいる状況。そのくせ他国に支援金を与えたりしている。はっきりいってバカだ。
日本はどうすればいいか勝手に考えてみた
今からでも少子化対策に取り組むべきだが、目が出るのは20年～30年はかかるだろう。日本人の働き手は少なくなり、生産も減る。だからGDPはこのまま転落し続ける。日本経済の谷になりそうな勢いだ。もし、その間に日本の景気をなんとか保とうとするならば、外国人の観光客にたくさんお金を落としてもらったり、移民を受け入れて日本での働き手を増やすなどの手段が必要だろう。あとは過疎で荒れ果てた土地の有効活用を考えたい。土地があるのに人がいなければ何の価値もない。そこに人が住み、何かを生み出すことができれば大きな価値が生まれる。AIなどのテクノロジーも凄いが、日本においてはこの辺も経済挽回の大きなキーになるような気がしている。田舎っていうと田んぼと畑で何もないというイメージが強いが、キレイに整地して「農業大国」みたいなものを売りに出していけば、イメージもかわるんじゃないかな。
テクノロジーの進化による危惧
テクノロジーはものすごい勢いで変わる。AIの台頭で多くの国が同じようなことができるようになったとき、ちょっとした判断の誤りが致命傷になることもありうる。さて、日本は今後どうなっていくのか。とりあえず、今の政府のやり方では日本は絶対に良くならないだろうなぁ。キシダくん。裏金とか余計な問題で時間盗られてる場合じゃない。日本国民は怒りどころか呆れ果てている。バカやって遊んでいる暇があったら日本のためを思った施策と行動を国民に見せつけてほしいものだ。
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