家を出た時、空気がいい感じに冷たかったのだが、電車に揺られて職場の最寄り駅から出た時には空から照り付ける太陽のせいで、かなり厚く感じた。日陰は文句なしに涼しいのだが、日向に出れば照り付ける太陽。じりじりと肌を焼き付けるかのように暑く感じた。もう少し時が経てば、湿度も高くなり、日本特有の夏になるのだろう。春、短かったな。
そんなことを思いながら、十字路で信号が青になるのを待つ。信号が赤から青になるのを確認して道路を渡ろうとしたときのこと。私の前を自転車に乗ったおばはんが横切った。
一応、横断する前に首を左右に振って確認したのだが、そのときにこのおばはんのことは認識していた。スピードを緩める気配がないので、信号無視してツッコんでくるだろうなと思っていたのだが、案の定スピードを緩めることなくツッコんできた。その際、軽く頭を下げたので少しは悪いと思っているようだ。しかしながら、もやもやっとする。謝るくらいなら渡るな!信号を守れ!自転車も車両扱いとなるので交通ルールは守っていただきたい。
ここのところ、自転車による交通事故も増えてきているような気がする。記憶に新しいところでは千葉県柏市で、「ひょっこり運転」で逮捕された男がいた。一つ間違えば大惨事になるだけに逮捕されてよかったと思う一方で、こういうことが続けば交通ルールも変わらざるを得ないだろう。
やらなくてもよかったことが、やらなくてはいけないことになる。こうやってどんどん雁字搦めにされて、窮屈なものになってしまうのは残念なことではないだろうか。一人の迷惑のせいで、どんどん窮屈な世の中になっていくのはたまったもんじゃないなぁ。
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