The Life Records Of Zeronicle

一度きりの人生の記録

ベランダは地獄だった

少し考えれば分かる話。


この日も例によって朝から日差しが強く、猛暑日になるであろうことは、安易に予想ができた。エアコンを付けた部屋であっても、少し動けば汗をかく。それが私の日常である。家族は「大変そうだね」「なんで汗かいてるの?」という目で見ており、汗をかかないでいる妻や子どもたちを羨ましく思っている。


次男坊にはオムツの中に手を入れ、オムツをずらしてしまうという悪癖がある。その癖が災いして、オムツを交換するときにウ◯チがカーペットの上についてしまったのである。すぐさまウェットティッシュと漂白剤で掃除をしたが、洗濯はできていない。それが木曜日。この日曜日に子どもたちは義母と出かけていったので、その隙に(?)、カーペットを洗うことになった。洗濯機で洗い終わったあと、カーペットを持ってベランダに。強い日差しで熱くなったベランダの床に、何を思ったか裸足で踏み出す。その刹那。ベランダの床が私の足を焼いた。


「アッッーー!!!」


すぐさま退散。玄関からサンダルを持ってベランダに。カーペットを干しながら「裸足でベランダはだめだぁ…」と呟くのであった。


少し考えればわかるだろ。

そうツッコまれるであろう日曜の朝であった。