小さい頃、食べ物を残したり、好き嫌いをしていると、親からこんなことを言わていた。
「世の中には食べたくても食べられない人たちがいるんだよ」
…。
子どもの頃は、「あぁそうなんだなぁ」とこの言葉を真に受けたこともあって（？）、あまり好き嫌いが無いと自負している。大量のパクチーやレーズンは今でも無理。飲み込むだけならいけるけど。
でもこの「世の中には食べたくても食べられない人たちがいるんだよ」は、今考えれば納得できるものとは言えない。なぜなら「食べたくなくても食べさせられる人間もいるから」だ。
そして、全人類から好まれている食べものなんていうのも存在しないし、宗教によって食べられないものも存在する。そんな相手に対して「世の中には～」という言葉が受け入れられるはずもない。
あの元日本のスーパーアイドルSMAPのキムタクですらアンチがいるのだからね。
私は何を言っているのだろう。（知るか）
そういえばニュースで、入社早々転職サイトに登録しただとか、退職代行を使ったとかいう記事をちらほらみた。
そんな人たちに言ってやりたい。
「世の中には就職したくても、できない人たちがいるんだよ」
少しやりたいことが違っていたって、やり続けていれば学べるなにかがあるはず。ただ、人間関係の問題であればすぐ辞めるのもいいかもしれない。心が折れるまで頑張るくらいなら、早く逃げ出して次を見つけたほうがいいだろう。簡単ではないだろうけど、就職活動がんばってください。すぐには見つからなくとも、諦めなければ必ず希望の職に就けるはずだ。
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