うちの長男坊は絵本を読んでもらったり、お手紙を出すことが大好きである。しかし、自分の名前の字はなんとなく認識している節があるのだが、実のところまだ字を読むことはできない。「お手紙を出す」と言っては母ちゃんや私に書いてもらうという。「自分で書いた方がいいんだよ。」とか「自分で書いて渡した方が嬉しいと思うよ」といっても、「わかった」という風にはならない。よく考えてみればそれはそうか。だって字がわからないんだもの。どうやって勉強していいかもわからないかもしれない。
動機
幼稚園に通っていれば、色々な友達もいる。他人と比べて「あの子もできるんだから、○○もできるようにならないと!」とは言わないように気を付けているが、正直少し焦りというかそういうものは出てくる。仲良くしてもらっている友達がいるのだが、ひらがなであれば読めるようだ。その子にはお兄ちゃんがいるから、その影響もあるのかもしれないけど、内心「うおっ、○○君、字が読めるのか」と驚いたものだ。自慢じゃないけれど、私が5歳くらいの頃はひらがな、カタカナはほぼ読めた。(書けなかったけれど)そこは保育園でもらった絵本や、祖父母が本を与えてくれて、それを読みながら「これは何て読む?」と聞きまくっていたのがよかったのだろう。そういえば、うちの子供たちは「これは何て読むの?」という質問は殆ど無いな…。
前置きが長くなったが、掲題の件に思い至った出来事は、11/28の夜に起きた。夜返ってきたときに「サンタから手紙が来ていたぞ」というていで子供たちにカードを渡した。すると長男坊は何を思ったか「父ちゃんのママから手紙が来た!!」と喜んでしまった。これはこれで微笑ましい出来事だったのだが、そろそろ文字が読めてもいいころだ。と感じるところがあったので、なんとか長男が食いついて文字を覚えられるようなシステムを作ろうと決心した次第である。