今週のお題「読みたい本」
ついに関東が梅雨入りしたということで、家の中でのんびり読書する機会が増えそうです。ということで今、私が今まさに読んでいる最中の本を紹介したいと思います。
村上春樹の「街とその不確かな壁」。このブログでもいくつかこの本に触れる記事を書きましたが、ネタバレになるのが怖いので、いずれの記事も物語の内容について深く触れていません。
読んでいると「この表現は村上春樹だ」とニヤついてしまうほどには、楽しませてもらっています。なかには「この表現はどのようにとらえればいいのだろう?」と難しい部分もあるのですが、それも含めて面白いです。もしかしたら、それは読者に考えさせる。あるいは考えさせたい。という村上春樹のメッセージなのかもしれないなと勝手に解釈しています。
村上春樹氏の小説には性描写が数多くあるのが特徴の一つだと思いますが、この小説は物語の半分まで読んでも露骨な性描写はありません。後半嘘のようにでてきたりするのでしょうか?これも読みどころの一つかもしれませんね(!?)
そんなわけで村上春樹の「街とその不確かな壁」を紹介しました。
機会があればぜひ読んでみてください。