子どもたちの寝かし付けを終えた7月最後の日。長男と次男は8月から幼稚園に通ってもらうことになっていたので、奥様とその準備をした。準備を終えた後、奥様は映画を観ながら趣味の裁縫を進め、私はInstagramのフォロワーさんの変な投稿を見ていた。一通りフォロワーさんの投稿をチェックし終えた後に奥様が見ているテレビを見ると、テレビには「美女と野獣（実写版）」が映っていた。聞くと金曜ロードショーでやってたものを録画して、それを再生したらしい。私には「美女と野獣」の事前知識があまりなく、どんな話なのか気になったので途中から一緒に観てみることにした。ちなみに自分が「美女と野獣（実写版）」について知っていることは次の2つだ。「エマ・ワトソンが出ている」と「美女と野獣が踊るシーンがある」。とんでもねぇことである。
冒頭の部分を見ていなかった私のために、奥様は簡単に説明してくれた。野獣はてっきりいいやつなのかなと思っていたので、（経緯が経緯だとしても）傲慢野郎だったというのにはおどろいた。そんな風に見始めた映画。ミュージカル調で演者による歌などもあって楽しく見ることができた。奥様は1時間ほどみて切り上げる予定だったらしいが、私の方が話の続きが気になってしまい、結局最後まで見てしまった。率直に「え、最高すぎん？」と思った。話がきれいにまとまっていて、とてもよかった。難しい考察などする必要もなかったので、話がすーっと頭の中に入ってきてくれた。
奥様曰く、「結構カットされている部分がある」ということだったが、事前知識ほぼゼロの私は違和感なく楽しめた。でもカットされた部分がどこなのか気になってしまったので、そっちも見てみたいと思った。
