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小学校の算数テスト減点理由について色々考えさせられた

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先日、"「4cm÷5mm=8」は間違い?小学校の算数テストの減点理由に疑問、賛否両論の声" というニュースの通知が届いたので、私の考えを述べたいと思う。
news.yahoo.co.jp

結論

まずは結論から。減点されたのは妥当だと思う。
以下に理由を述べる。

途中の式の重要性

今の小学生の授業あるいは先生に「途中の式の重要性」というのは説明されているかどうかは不明だが、万が一答えを間違えた時、どこで間違えたかを見つけるために途中の式というのは重要な要素を秘めている。この親の子は「4cm÷5mm=8」と書いたそうだが、答えである「8」を導く過程で、脳内で単位変換をして計算しているはずである。それはすなわち、その過程の数式を書くことをすっ飛ばしているともいえる。割り算の問題であることから小学生3年、4年あたりだろうか?今は問題が無いかもしれないが、今後の算数が数学になり難しくなるにつれて、計算はより複雑になっていくだろう。その時にわかりやすい式がスラスラ書けるというのは大きな武器になるはずだ。

そもそも

記事内で「娘さんの考え方は正しいと判断したshelfallさん。それを間違いだと指摘する先生の方針に疑問をもち、X(旧Twitter)に書きこんだところ、たくさんの方から反響がありました。」とあるが、先生は間違っていると言っているのではない。間違っているということであれば、減点ではなく×にしていたことだろう。これは私の推測であるが、「答えは合っているけれども、この数式は改善してほしい」という願いもあって減点になっているのではなかろうか。ただ、子どもを納得させるための説明はほしかったところだろう。教師とは難しいものだ。
子どもをかばいたくなる気持ちもわかるが、大人になって、「こういう理由だから減点させられてるんだと思うよ。次からは気を付けようね」くらいには言えないものかなと考えてしまった。
まだまだ小学生。点数が悪いからと言って命を取られるわけじゃない。もし、テストでとった点数によって子どもたちの接し方を変えるという教育を行っている(家でも学校でも)のであれば、それはそれで問題だろうけれど。

shelfallさんは「等式において、c(センチ)やm(ミリ)などのSI接頭語を合わせなければならないというルールはない」という見解を示します。

これは完全に屁理屈だと思うけれど。前述したとおり、計算する過程で必ず単位を一致させ必要はあるので、この考えは悪癖につながってしまうのではないかというのが私の見解。

shelfallさん:先生の「この式では答えは8にならない」という誤ったコメントに混乱していましたが、娘が正しく先生が間違っている旨を伝えたところ、安心していました。

「先生が間違っている」と伝えるのではなく、「先生はこう思っているんだと思うよ」という風に伝えたほうがよかったのでは。子どもさんも先生に不信感のようなものを持ちかねない。
(もう持っているのかもしれないけれど…)

先生と親の関係性

ただ、記事を見ていると小さな不信感のようなものが積み重なっているようにも見える。

shelfallさん:悪意があるわけではないと思いますが、考え方が古かったり、自分のやり方に固執している印象の強い先生です。指導に疑問を持ったのは今回が初めてではありません。例えば、「筆算の時に、繰り上がりや繰り下がりの数字を書いてはいけない」という指導を行ったせいで、娘の計算ミスが増えたことがありました。その時はちゃんと連絡し、書きたければ書いても良いということで丸く収まりました。しかしその後、先生が娘を呼び出し、理不尽に叱ったそうです。そういったことがこれまでにも複数回あったため、娘と相談し、今回は文句を言わず、娘が大人になることに決めました。

これはさすがに酷い。なぜ娘さんが叱られなければいけないのか。学校に行きたくないって言われても仕方がない。教師の方としても、子どもたちに寄り添う教育を願いたいところだ。

補足

記事内で「shelfallさんは、今回の件について自身のブログでも『割り算の本質が理解できない大人たち』というタイトルで紹介。」とあったので見に行ってみた。
shel-kimura.com

自分の考えをこれでもかってくらい書きなぐっていて、反対意見については受け付けないといった姿勢が見て取れて興味深かった。

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