車の点検に行ってきたお話。
車の点検に行ってきた
9/28に車の点検「12ヶ月点検」に行ってきた。本来であれば9/24に終わっていたはずだったのがなんやかんやあって、この日になってしまった。9/24が9/28になってしまった理由。それは9/24に事件が起きたからだ。
9/24に起きた事件
前触れ
9/24の朝、奥様が私の車の中にある荷物を取りたいとのことだったので、車のキーを渡した。荷物が取り終わって戻ってきた奥様は不思議そうに「なんだか後ろのスライドドア、空かなかったんだけど」と言ってきた。その時の私は、「調子悪いのかな?ちょうど今日点検だし見てもらおうかな。」と特段気にせずにいた。点検のため家を出るまで、遊びに来ていた義弟家族と共に和気あいあいと過ごしていた。
いざ出発!…あれ?
家を出る時間が近づいてきたので、車に乗り込みエンジンをかけようとしたが…。
「…エンジンかからん。」
その代わり、車のナビには見たことが無いランプがいっぱいついていた。
「これはもしかして、バッテリー上がっちまったか?」
最後に乗ったのはいつだったろう?おそらく1ヶ月は載っていないかもしれない。バッテリーが上がってエンジンがつかないことを奥様に伝えた。奥様はなんとかしようと実家にいってことの次第を説明。するとお義父さまがブースターケーブルをもって駆けつけてくれた。ブースターケーブルを使ってスイッチをON。するとエンジンがかかった。しかし、パネルには警告の嵐。サイドブレーキを解除しようとしたが、解除できず。
家の前でこういうことをやっていると、何が起きたのかと近所の人が見に来てくれた。仲がいいご近所さんに何があったか説明をしている奥様とお義母さま。すると自動車整備をしている方が遊びにきているから見てもらったら?とのことで見てもらうことになった。
自動車整備のおじさまが駆けつけてくれて、実際に様子を見ると
「今の車ってすべてコンピュータで制御しているんだけど、バッテリーが上がった影響でコンピュータがおかしくなっているんだと思う。コンピュータの状態をリセットすれば大丈夫だと思うんだけど、そのためにはJAFとかディーラーに頼むしかないなぁ」
との言葉を頂いた。ディーラーに電話して事の次第を説明。結果的に点検は延期。JAFを呼ぶことになった。家の中に入って電話をかけJAFを要請。子どもたちが遊んでいるリビングに行くと、トミカを使って遊んでいた。
「もう少ししたら、本物のレッカー車見れるかもしれないぞ。」
そう伝えると子どもたちは「えっ」みたいな顔をしていた。しばらくして夕方ごろ、JAFがレッカー車を率いてやってきてくれた。子どもたちは大喜び。
JAFの隊員さんに詳細を説明。バッテリーの様子などを見て回った後に車は動かせるか聞かれたので、「変な音はするけれど動かせる」という旨を伝えた。
「では、動かせるうちに広いところに移動しましょう。」
家から100mほど車を移動させて広い場所に出た。犬の散歩をしているマダムや買い物帰りのお兄さんが好奇の視線を浴びせていた。
JAFのお兄さんは、エンジンがかかることとサイドブレーキが解除できないことを確認すると、「コンピュータの状態をリセットしてどうなるか見てみる」と言っていろいろやってくれた。作業が終わったとのことで、私は運転席に座り、サイドブレーキの解除を試みた。すると、サイドブレーキが無事解除された。観たことのない警告もすべて消えている。整備士のおじさまが言った通り、バッテリーが上がった影響でコンピュータがおかしくなってしまっていたようだ。その後、JAFのおにいさんを助手席に乗せ、無事に運転できるか10分ほど運転した。大丈夫なようだ。
「簡易的な検査ですがバッテリーの状態は問題ないです。もし、不安でしたらディーラーでも見てもらってください。」
そう言ってJAFのお兄さんは去って行った。
嵐のような一日だった。
教訓
週に一度30分くらいの運転をしたほうがいいぞ。
点検日当日
点検、そして雑談
点検ではワイパーやブレーキオイル、ブレーキパッド、タイヤの状態などを見てもらって、問題が無いことが確認できた。バッテリーについても問題なしとのことだったので安心できた。また、洗車を3か月くらいさぼっていたので、キレイにしてもらって大満足。大変助かった。
この日のディーラーは平日ということもあって、客は少なめ。営業担当さんとゆっくり話すことができた。今、私が乗っている車はオデッセイ。2021年に買ったばかりの車だ。そのとき、担当さんからは、オデッセイが生産されなくなることを伝えられ、「ラストオデッセイですね!」なんて言われていた。しかしながら2023年の冬からオデッセイの再販が決定。生産の場を中国に移し、復活することになっている。
「いいたいことがあるんですよね」と前置きしたうえで、「オデッセイの復活早くないですか!?」と複雑な思いをぶちあけた。中止の報道があってから2年くらいでの復活。担当さんもさぞやびっくりしたことだろう。申し訳なさそうにしてくれた。何も悪くないのに。どうやらオデッセイの人気が思っていた以上にあったのだろう。復活を希望する声が多くそういうことになったそうだ。