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【ニキ日記】ニキ・ブレア ~ニキと共に駆け抜けた男の証言~

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先日、珍しく職場で飲み会が企画された。参加人数は30人超。個人的にこのような大人数の飲み会に参加するのはかなり久しぶりだった。お店はシュラスコを売りにしたブラジル系のお店だった。
alegria-gotanda.owst.jp
コースは食べ放題&飲み放題。今回の飲み会のお金は会社が出してくれるとのことだったので、いい職場だなと思った(ちょろい)。
飲み会の開始5分前くらいに店に到着すると、すでに席は7割くらい埋まっていた。気弱なもので、誰も座っていないテーブルに座る勇気はなく、いい感じに空いているテーブルに座ったら、あとからお偉いさんがやってきて私の隣に座ってしまった。内心"やっちまったー"と思うも、移動するのは失礼だと思ったので、「顔と名前を憶えてもらおう」と自分にミッションを与え、当たり障りなく、仕事の話なんかをしていた。
時間が経つと、みんなが席を立って移動し始めた。"しめた!"と思い、私もこのタイミングで席を立ち、移動することを試みた。私はこの飲み会でやりたいことがひとつあった。それは「ニキと仕事をしていた人から、ニキについての話を聞きだす」ということだ。

私はそのニキと仕事をしていたTさんの位置をチェック。すると彼の前の席が空いていた。私はその場所に移動することに成功し、「お疲れ様です!」と声をかけた。それに応えてくれたTさん。軽く仕事の話とかして打ち解けることに成功した。「いやー、Tさんとは前から話したかったんですよね。仲良くなったら聞きたいことがあって」と切り出した。するとTさんは少し驚いたような顔をして、「え!何ですか!怖いなぁ~。なんかこっちも気になるし。仲良くなりましょうよー」と言ってくれたので、これならいける!と踏んで、ついにニキについて話を聞きだすことに成功した。以下、その時の会話。
私「じゃぁ、少しぼかしますね。Tさん、今は二人で作業してますけど、ちょっと前までもう一人いたじゃないですか。その人について聞きたいんですよ」
ここで、Tさんちょっと笑いだした。
私「ぶっちゃけ、彼どうだったんですか?私、彼と一緒に仕事したことはないですけど、彼は相当やばくないですか?」
Tさん「これ、まじめな話なんですけど…。」
そういって、少しの間を置いた後…。
Tさん「彼と仕事してて、胃に穴が開きました。ストレスで笑」
いや、笑えない。
Tさん「なんていうか、彼、言葉が通じないんですよ。しかも情報共有とかしてくれなくて勝手に突き進んじゃって。その結果お客さんに怒られて…。大変でした。」
おおむね私の予想通りだった―。
Tさん「リモートワークしてたとき、ヘッドホンをつけて会議してたんですけど耳が痛くて、スピーカーにしたんですね。で、そのときも怒られたんですけど、その内容が奥さんにも聞こえてて。打ち合わせが終わった後、"大変だね"っていって抱きしめてくれました笑」
Tさんの奥さんめちゃくちゃ優しいじゃん!っていう思いと、やはりニキはとんでもなかったというのがわかってすっきりした。
Tさん「ちょっと今度飲みましょう。話したいこといっぱいあります笑」
Tさんはニキとコミュニケーションが取れなかったのが一番のストレスだと言っていた。今はコミュニケーションが取れない人と作業していないので、仕事のストレスはあまりないとも。言葉や意図が通じなければつらいよな。Tさんの飲み会はいつになるかわからないが、その時を楽しみにしたい。いったいどんな話が聞けるだろう―。

"地獄"はこの世にある

地獄とはどこにあるのか―。
「地獄は人と人との間にある」という説がある。
「獄」という字は、「言」という字が「けもの」と「犬」に挟まっている。「言」というのは「言葉」で、「言葉」は「けもの」や「犬」には通じない。つまり「何を言っても相手に通じないのが地獄」だというのだ。「助けて」といっても助けてもらえなければそこが地獄だし、人が沢山いても孤独を感じるのであれば、その人にとっては地獄。Tさんにとってはニキと話してもコミュニケーションが取れなかったことから、そこが地獄となっていただろう。今はその「地獄」から解放されたようなので本当に良かった。